概要
ここでは本サイトで取り扱うANSI Z87+等級の隊員向けRX(度付き)耐衝撃アイウェアに関する情報を掲載しています。さらに詳細な情報は「+」プルダウンボタンをタップすると表示されます。

▲ ①タクティカルセット
WX SHADOW ALTERNATIVE -RIM-
シャドウ・オルタナティヴ・リム
〇ANSI Z87-2+ 耐衝撃フレーム
〇度付きレンズ直接取付方式
〇度付き耐衝撃レンズ「アクロアーマー」最低レンズ厚3.0mm

▲ ②耐衝撃メガネセット
WX SPECTRE
スペクトル
〇ANSI Z87-2+ 耐衝撃フレーム
〇度付きレンズ直接取付方式
〇度付き耐衝撃レンズ「アクロアーマー」最低レンズ厚3.0mm

▲ ③PTXセット
SABER ADVANCED対応 PTX インサート
〇ANSI Z87+ 耐衝撃フレーム
〇度付きレンズ取付インナー方式
〇通常レンズ
※SABER ADVANCEDは別売り

▲ ④TLRXセット
WX VAPOR TL対応 TLRXインサート
〇ANSI Z87+ 耐衝撃フレーム
〇度付きレンズ取付インナー方式
〇通常レンズ
※WX VAPOR TLは別売り
耐衝撃フレーム解説
ANSI Z87+の規定では「度なしレンズ」を前提に設計された耐衝撃フレームと「度付きレンズ」に対応設計された耐衝撃フレームに分類されています。
国内の一般的な眼鏡店では、「比較的に衝撃に強い度付きレンズ」をZ87+耐衝撃フレームに直接取り付けすることがありますが、構造的な問題で耐衝撃性が低下し、安全上のリスクが増加する点に注意が必要です。
インナー方式解説
PTXセットおよびTLRXセットでは通常レンズが使用されます。加撃物は前面のSABER ADVANCEDもしくはWX VAPOR TLの軍用バリスティックレンズで防ぎ、後面のPTXおよびTLRXを保護する度付きレンズ取付インナー方式です。
アイセーフティの想定領域を超える高質量衝撃/重圧度衝撃などに対しても、さらに高い安全性を希望される場合には使用する度付きレンズを「アクロアーマー」「SAビジョン社製ポリクリア」に変更することも可能です。こちらをご希望の場合には別途お問い合わせください。
【お問合せやご不明な点は隊員サポートまで】
れんず屋 曙橋店
電話: 03-3358-8888
営業日:火~土 10:30~19:00
(日曜・月曜定休)
隊員向け専用Eメール
wxsdf@lensya.com
※お問い合わせの際、一般のお客様と区別するため
「〇〇〇駐屯地のPXで見た。隊員向け度付きレンズ注文について」
とお申し出いただくと、スムーズな隊員向けサポート対応が可能です。
レンズについて
まずは、ANSI Z87+基準の度付き耐衝撃アイウェアを製作する上で、重要となる米国ANSI Z87+の耐衝撃基準と、ほぼ同等の高速度衝撃基準を設けているカナダCSA Z94.3を比較した下表をご覧ください。

【隊員向け裏付け確認/参考文献】
※1 ANSI / ISEA Z87.1-2020, Table 3. Marking Requirements
※2 CSA Z94.3:20, 6.1 Impact resistance
※3 ANSI / ISEA Z87.1-2020, 7.1.4.3 High Velocity Impact
※4 ANSI / ISEA Z87.1-2020, 7.1.4.2 High Mass Impact
※5 CSA Z94.3:20, Table 5 Minimum thickness of presumed-compliant prescription lenses, mm

<<ご注意>>上記仕様は参考です。同じ素材・同じ厚み・同じ種類のコーティングでも製造工場の設備や工程、またコーティングに使われる材料の質や種類が影響して、完成した度付きレンズは衝撃への強さが変わります。
ANSI Z87+基準の度付き耐衝撃アイウェアを製作する上で、度付きレンズを直接フレームに取り付ける仕様では前提条件として「Z87-2+」耐衝撃フレームが必要となります。次に度付きレンズですが、ANSI Z87+では指針となる詳細な仕様がありませんが、ほぼ同等の高速度衝撃基準を設けているカナダCSA Z94.3では度付き耐衝撃レンズの「素材」「コーティング」「最低レンズ厚」といった仕様に関する指針があります。
度付き耐衝撃レンズ「アクロアーマー」は、ANSI Z87+の高速度衝撃基準と「ほぼ同等」のカナダCSA Z94.3で示されている「高屈折レンズ」「傷防止コート&反射防止コート」「最低レンズ厚3.0mm」に該当しています。
この「アクロアーマー」とワイリーエックスの「Z87-2+」耐衝撃フレームを組み合わせるとANSI Z87+の高質量衝撃/重圧度衝撃基準を満たし、さらにこれを上回る耐衝撃性能を実現しました。